【超まとめ】タトゥー除去の費用・病院・痛み・成功・失敗|種類と注意点は?


タトゥーを消したところで、綺麗に消えるわけがない、時間がかかる、跡が残る、お金が高額にかかる。
だったら今のままで隠して生きていけばいいやと思っていませんか?
すごく気持ち分かります。
実際に私も若気の至りで入れたタトゥーを、いつか消さなきゃなあと心の中では思いつつも、大学3年生の冬からコンシーラーで隠しながら就職活動をしていました。
しかし、私の大学のサークルの同じ友人に、私と同じくタトゥーを身体に入れている人間がいたのですが、彼が就職活動をするという理由でタトゥーを除去しました。
それが、思いのほか早く、そして綺麗に消すことができていたんです。
それを期に、私は某IT起業への内定が決まった後でしたが、私もタトゥーを除去することを決意しました。
今では、それがとてもよい決断だったなと思います。
入社してからも、ずっと上司や先輩に対して、タトゥーが入っていることがバレないかどうかという不安な社会人生活を送っていたのかもしれないと思うと、今ではすごくゾッとします。
実際に、私の会社では、入社してまもなく、新入社員研修というものがあり、そこで同期の人間と3泊4日、共に過ごすことになります。
同期とはいえども、タトゥーが入っているのなんてバレたくないですよね。
お風呂に入る機会だってもちろんありましたし、社会人にだって肌を露出しあうというか、そういうお付き合いはあります。
当サイトでは、私の実際の体験談もまじえながら、タトゥーを除去したいと思っている就活生の学生の皆さんに有益な情報を発信し続けていきたいと思っているので、是非お付き合いくださいませ。
また、当サイトは日系台湾人の美容皮膚科医の先生と共同で作成しております。
タトゥー除去に関する知識などは、先生のご協力のもと執筆しています。
分かりやすい文章、読みやすい文章にするために、必要に応じて以下のマスコットを使用する場面もあります。
Contents
はじめに
当サイトへお越しのあなたは、「過去に入れたタトゥーを除去したいな〜」なんて思っていると思います。
除去をしたい理由はさまざまあれど、1度入れたタトゥーを除去するのは簡単なことではありませんし、失敗すると費用も傷跡も残ってしまう大きな手術です。
当サイトでは、大きくわけて
- 基礎知識
- 施術方法
- 費用
- 病院選び
の4章だてで解説をさせていただきます。
なるべく患者さんにも多くの知識を事前にわかっていたほうが、失敗するリスクを避けることができると思っていますし、さまざまな意味にて患者さんが得をするように情報を提供したいと考えています。
基礎知識
どこでタトゥーを除去するのか
まず、タトゥーを消すための方法というのは大きくわけて2つの方法があります。
クリニックで治療する方法と、自分で隠す方法です。
クリニックで治療する
クリニックで治療する場合においても、そのクリニックは形成外科、皮膚科、美容外科と、診療を依頼する科によって費用も術後の仕上がりやアフターケアの内容も変わってきます。
大まかに解説すると、
費用
[安価]皮膚科=形成外科>美容外科[高価]
最近は、美容外科もお互い競争が激しくなってきており、価格競争なども盛んで、昔のように形成外科の2倍もするようなことはありませんが、やはり統計をとってみると皮膚科や形成外科は安価な傾向があります。
価格だけに競争を持ち込み、サービスの質が悪くなった美容外科もあるようですが、一方で、全く質を落とさず、常に向上心を持った良心的な料金で施術を行う美容外科もあります。
大手の美容外科にそのような特長があるというのが個人的な感想です。
仕上がり・アフターケア
[良好]美容外科>>皮膚科≧形成外科[悪い]
形成外科は事故で大きな火傷を負ってしまった人などがタトゥー除去でも行われるような皮膚移植の施術を受けたりすることが多いので、仕上がりのほうはあまり期待されません。
またアフターケア等もあまり期待されないほうが無難です。
以下の詳細ページから、自分にはどのクリニックが合っているのかをメリット・デメリットを参考にして考えてみて下さい。
自分で隠す
クリニックへ足を運ぶはなんとなく怖いっていう人は、まず最初は自分で隠してみるということをしてみる人が多いです。
主に手段として、コンシーラーなどで隠すというのが主流ですが、毎月毎月そのためのコストがかかり、それだったらクリニックで治療してみようかなって思い、クリニックへ通いだす人もいらっしゃいます。
ただ、最初の一歩として、自分で隠してみるというのは私個人も賛成です。
自分でタトゥーを隠せるようなコンシーラーでおすすめは以下の2つです。


カクシーラー | ラウディ BB&CCクリーム |
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タイプ:スティック
内容量:10g カバー力:★★★★★ 持久力:1日〜1日半 ナチュラルさ:★★★★☆ 料金:2,239円 |
タイプ:クリーム
内容量:25g カバー力:★★★★☆ 持久力:1日 ナチュラルさ:★★★★★ 料金:2,800円 |
※他にも、アメリカ発祥のタトゥーを自宅で除去できるクリームがございますが、日本にてまだ安全性の確証を得られておりませんため、一応おすすめはしないでおきます。
隠せるコンシーラーや、タトゥー除去クリームの詳細は以下にて詳しくご説明しております。
治療(施術)の種類
レーザーによる治療
概要 | タトゥーが入っている肌へレーザーをあてて、タトゥーのインクを壊して体外へ排出させる治療方法です。 |
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期間 | 2ヶ月に1度ほど、通院してレーザーの照射。 1年間で4〜5回程度照射。 |
費用 | 1cm×1cmの場合、1回の照射で平均10,000円程が相場です。 |
メリット
レーザーによる治療は、この4方法の中でも唯一メスを使わない治療方法となります。
そのため、体に傷をつけずにタトゥーを除去していくことが可能なところが大きな魅力です。
薄いものであれば、1回レーザーをあてるだけで目立たなくなります。
また、ほとんどの部位(背中や胸等)に対応していて、万能性の高い治療術といえるところも大きなメリットです。
デメリット
レーザーによる治療は、ゴムで弾かれたような痛みという表現を使ってカウンセリングする医師もいるみたいですが、それは脱毛などに使う光の出力が弱めのレーザーのことです。
タトゥーを除去するためのレーザーは出力が強いため、かなり痛みを伴います。
そのため、大抵のクリニックでは、麻酔クリームを施術部に塗ってからレーザーを照射していくのですが、思っていたよりも痛かったという声を多く聞きます。
また、薄いものであれば数回の照射である程度薄くなりますが、色素が真皮の深い部分に入っていたり、濃かったりする場合は5〜10回ほどクリニックへ通ってレーザーを照射していく必要があるため長期的な治療になってしまい、時間がかかります。
また、完全にタトゥーが除去しきれない場合もあるため、きちんと無料のカウンセリング時点にて、自分のタトゥーはどこまで薄くなるかを担当医師に確認しておきましょう。
レーザーによる治療が向いている・向いていない部位
向いている部位
耳の裏、首、肩、胸、お腹、背中、腰、腕、二の腕、脚、手の甲、足の甲、手首、足首、手指、足指
向いていない部位
特になし
部位別での向いている治療方法や注意点などは以下から詳細を見れます。
もっと、より細かくレーザー治療の詳細を知りたい方は以下で詳細を見れます。
切除による治療
概要 | タトゥーの入った部分の肌を切り取り、その後縫い合わせるというもの。 傷跡は残りますが、確実性の高い施術方法です。 大きいタトゥーになると1度の手術では切り取りきれないので、何回かに分割して切除をすることもあります。 |
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期間 | 小さいものであれば1日で手術は終わります。 術後1週間程度した後、経過観察もかねて抜糸をします。 分割切除になる場合だと、最初の施術から2〜3ヶ月後に再手術を行います。 |
費用 | 1cm×1cmで15,000円程度、5cm以上になると100,000円を超えることもあります。 |
メリット
確実性が1番高い治療方法です。
レーザー治療のように、薄くはなったけど完全にタトゥーが消えてない!というようなことにはならないのは大きな魅力です。
またどんな柄や色であろうと、治療を進めていくことができます。
小さい系や、細長い系の模様や柄の場合は、周りの皮膚への負担も少なく、低リスクで治療することができます。
デメリット
あまりに広範囲のタトゥーには対応できません。
ジグザグ形に切り取って縫い合わせるという手術もありますが、広範囲にわたるタトゥー除去はリスクが高いため、おすすめはできません。
また、傷跡が必ず残ってしまいます。
手術が複雑になる場合だと、何回かに分割する必要があるため、治療期間が長引いてしまうこともあります。
切除による治療が向いている・向いていない部位
向いている部位
肩(小さめ)、腕(小さめ)、二の腕(小さめ)、太もも内側(小さめ)、下腿(小さめ)、ふくらはぎ(小さめ)、手の甲(小さめ)、足の甲(小さめ)、足首(小さめ)、指(小さめ)
向いていない部位
耳の裏(大きめ)、首(大きめ)、肩(大きめ)、胸、お腹(大きめ)、背中(肩甲骨と背骨付近)、腕(大きめ)、二の腕(大きめ、分割による切除)、太もも内側(大きめ)、下腿(大きめ)、ふくらはぎ(大きめ)、手の甲(大きめ)、足の甲(大きめ)、手首(大きめ)、足首(大きめ)、指(大きめ)
※向いていないというのは、絶対しちゃダメ!というわけではなく、医師の技術や腕によって術後の仕上がりに差がでやすかったり、少しのリスクがあると予想されているというものです。
部位別での向いている治療方法や注意点などは以下から詳細を見れます。
より細かく切除治療の詳細を知りたい方は以下で詳細を見れます。
剥削による治療
概要 | シルバーナイフという、タトゥー除去をするための専用のメスにて、丁寧に皮膚を削ってタトゥーを除去するという治療方法です。 |
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期間 | 1回の通院で、タトゥーを除去することが可能です。 ただし、傷が治るまで1週間ほどの時間が必要で、場合によってはアフターケアの為に経過観察のため通院する必要があることもあります。 |
費用 | 1cm×1cmで30,000円程、5cm×5cmで150,000円程が相場です。 |
メリット
レーザー治療などと比べて、治療期間が短くて済みます。
また、ぼかすように削り取るため、タトゥーの模様であったり柄もわからなくなります。
広範囲にわたる大きなタトゥーにも向いています。
治療にかかる費用も、他のメスを使う手術(切除や植皮など)に比べて比較的安価です。
デメリット
やけどの跡(ケロイド)のような、傷跡が残ってしまう場合があります。
特に、色白の人に跡が残ってしまうという傾向が強くでるようです。
また、墨が皮膚の深い部分に入ってるようなタトゥーの場合だと、傷が完治するまでに時間がかかります。
感染症などのリスクも多少あるため、術後のアフターケアがとても重要になります。
医師の腕による術後の仕上がりの変化に非常に差がでる手術です。
剥削による治療が向いている部位
向いている部位
耳の裏、首、お腹、背中、腰、腕、二の腕、太もも、下腿、ふくらはぎ、足首
向いていない部位
肩(色素が深い場合)、胸、手の甲(色素が深い場合)、足の甲(色素が深い場合)、手首(色素が深い場合)
※向いていないというのは、絶対しちゃダメ!というわけではなく、医師の技術や腕によって術後の仕上がりに差がでやすかったり、少しのリスクがあると予想されているというものです。
部位別での向いている治療方法や注意点などは以下から詳細を見れます。
より細かく剥削治療の詳細を知りたい方は以下で詳細を見れます。
植皮による治療
概要 | タトゥーの入った部分の肌を深く切り取り、タトゥーが入っていない皮膚をとり(採皮)、皮膚を移植する治療です。 |
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期間 | 1回の通院で手術は完結しますが、採皮する手術と、移植するため、長時間にわたる手術になります。 |
費用 | 1cm×1cmで50,000円程度、5cm以上になると200,000円を超えることもあります。 |
メリット
切除治療などと比べると、比較的傷跡が目立ちにくいというメリットがあります。
また、短期間で治療を完了することができるというのも魅力的です。
広範囲にわたるタトゥーにも対応しています。
デメリット
移植した皮膚が、周囲の皮膚となじまないというリスクがあります。
そのため、植皮治療をできる部位というのも結構限られてきます。
また、広範囲にわたるタトゥーにも対応はしていますが、採否する部分の皮膚もそれと比例して多くなってしまうため、医師ときちんと相談して納得してから施術を決めるようにしたほうがよいでしょう。
また、傷跡が複数にわたってできてしまうというケースも稀にあるようです。
そして植皮した皮膚の下の部分に血腫が残ってしまう可能性もあります。
アフターケアと施術の腕が非常に肝心になってきます。
失敗をしてしまうと、パッチワークのような状態の肌になってしまうというリスクもあります。
医師の腕や経験に非常に左右される難しい手術です。
植皮による治療が向いている・向いていない部位
向いている部位
肩、腕、二の腕、手の甲、足の甲
向いていない部位
耳の裏、背中、腰、太もも外側、下腿、手首(大きめ)
※向いていないというのは、絶対しちゃダメ!というわけではなく、医師の技術や腕によって術後の仕上がりに差がでやすかったり、少しのリスクがあると予想されているというものです。
部位別での向いている治療方法や注意点などは以下から詳細を見れます。
より細かく植皮治療の詳細を知りたい方は以下で詳細を見れます。
治療方法まとめ
以上の4つの治療方法以下になります。
レーザー | ○1番術後の仕上がりが綺麗になる ○治療後に痛みがなく、生活に支障をきたさない ○麻酔をすることなく治療ができる ○治療方法の中で体への負担が1番少ない ○治療へのリスクが1番少ない ○広い範囲のタトゥーであっても対応している×除去が完了するまで時間がかかる ×何度も通院をしなければならない ×完全に除去しきれないこともある |
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切除 | ○完全にタトゥーを除去することができる ○1回〜数回の通院で治療が終わる×体にメスが入るため、傷跡が残ってしまう ×ダウンタイムが長く、術後に傷の痛みが生じることがある ×広い範囲は対応していないことがある ×医師の技術力によって術後の仕上がりに差がでる ×引きつりなどの後遺症が残ってしまう可能性がある。 |
剥削 | ○1度〜数回の通院で治療が終わる ○広い範囲のタトゥーに対応している×術後の仕上がりが火傷のような跡が残ることがある ×術後がケロイドになってしまうことがある ×ダウンタイムが長く、その後の生活(運動等)に支障をきたすことがある ×医師の技術力によって術後の仕上がりに差がでる |
植皮 | ○1度〜数回の通院で治療が終わる ○広い範囲のタトゥーに対応している×被せる皮膚をとった箇所にも傷跡が残ってしまう ×移植した皮膚が正しくくっつかないことがある ×リスクが非常に高い ×医師の技術力によって術後の仕上がりに差がでる ×最悪パッチワークのようなつきはぎの肌になってしまうことがある |
費用について
相場
レーザー治療
1cm×1cmの場合、1回の照射で平均10,000円程が相場です。
切除治療
1cm×1cmで15,000円程度、5cm以上になると100,000円を超えることもあります。
剥削治療
1cm×1cmで30,000円程、5cm×5cmで150,000円程が相場です。
植皮治療
1cm×1cmで50,000円程度、5cm以上になると200,000円を超えることもあります。
なお、費用が安い順にクリニックを一覧にしたものもありますので、そちらも併せてご参考にしてみてください。
病院選びについて
タトゥーをいざ、除去しようと考えたときに、ほとんどの人はまず最初にインターネットで情報収集をして、よさそうだなと思ったクリニックでタトゥーを除去しようと考えます。
そして、当サイトに寄せられてくる体験談や、他サイトの体験談・口コミなどを拝見しても、「なんとなく良さそうだから選びました」といったような口コミをみます。
それで治療が成功した場合のコメントが多かったのですが、ただ、治療が失敗に終わってしまった人の1番多かった病院選びのポイントがも、この「なんとなく選んで失敗した」というのが多くをしめています。
無料カウンセリングへまずは行ってみよう

たまたま選んだクリニックが良いクリニックで満足のいく治療結果になれば「あたり」ですが、あまたあるクリニックの中から、そのあたりを的中させられる確率は高くはありません。
当サイトに掲載しているクリニックの数だけでも全国300院以上を網羅して掲載しています。
ほとんどのタトゥー除去をすることが可能なクリニックは、カウンセリングは無料でおこなっています。
まずは無料カウンセリングへ行き、医師による説明を直接聞いてみることからはじめてみるとよいでしょう。
その際に、優良なクリニックであればカウンセリングの際に、メリットやデメリット等きちんと説明してくれますし、場合によっては患者さんに治療をさせないということもあります。
強引に契約させ、治療をせかさせるようなクリニックは、すぐに信用をしないほうがよいでしょう。
選びのポイント
自分のタトゥーの除去費用はどのくらいになるのか?

ある程度、大まかな予測はたてられますが、いざ、自分のタトゥーがどれくらいの治療費用になるのかは、実際にそのクリニックへいき、医師によるカウンセリングを受けなければ分からないことです。
費用だけでクリニックを選ぶのは危険ですが、費用もまた重要な要素で、クリニックを選ぶ決め手ですよね。
足を運んで、医師と相談し、自分に最適な治療方法と、費用についての相談をしてみましょう。
技術力が高く、経験の豊富な医師はいるのか?

これもある程度、クリニック側のほうで症例写真等を掲載しているクリニックで、その症例から医師の腕を判別できます。
ただし、症例写真をごまかしたりするクリニックなども一部存在をしているため、きちんと信頼できるクリニックかどうかを見極める必要があります。
湘南美容外科クリニックは、担当医師まで掲載しているため、「消費者の見える化」が進んでおり、信頼できる大きなポイントだと、私は思っています。
医師によって、やはり得意な治療方法なども異なることがよくわかります。
「タトゥーの除去に関して、すごく得意なんだな、この先生は。」などと色々な考察ができるため、湘南美容外科の症例写真をながめるだけでも発見があるため、おすすめです。
実際、私(若井)も湘南美容外科クリニックにて治療を受け、費用と仕上がりにとても満足しています。
設備や使用器機はどんなものがあるのか?

たとえば、レーザーで治療をするって決めた場合でも、レーザーの器機にもさまざまあります。
最新型のピコレーザー(カラー系のタトゥーも綺麗に除去できるレーザー)を導入しているかどうかなども、事前に見ておきましょう。
扱っている治療方法はどんなものがあるのか?
ぼうとうでもご説明したとおり、タトゥー除去の治療方法は、大きくわけて4つあります。
レーザー、切除、剥削、植皮です。
全部の治療方法をラインナップしているクリニックはあまり多くありません。
そのため、自分のタトゥーを入れている箇所と、その治療方法が適応しているか等もきちんと確認し、そしてその治療方法の費用も検討してから、カウンセリング時に医師と相談してみるとよいでしょう。
そのクリニックの得意な治療方法はあるのか?
クリニックによって、「切除治療は上手だけど剥削治療はあまり上手ではない」といったような評判を聞いたことがあるかと思います。
(レーザー治療に関しては、あまりクリニックごとの差異は少ないように感じます。)
各々のクリニックの得意不得意というのは実際にあります。
それも口コミを見て検討してみたり、症例写真から判別してみましょう。
成功する人・失敗する人
失敗してしまうケース

クリニック側の原因
医師がカウンセリングしていない
カウンセリングは、看護師や他のスタッフに任せ、治療時にだけ医師がでてくるというクリニックは、タトゥー除去に関しては片手間で、言い方が少し悪いですがテキトウに治療をしているという可能性が高いです。
きちんと治療する医師によるカウンセリングを実施しているクリニックは、きちんと患者さんに寄り添って治療をすすめていくインフォームドコンセントがしっかりしているといった傾向にあります。
カウンセリング時の説明が曖昧
あまり詳しく説明を患者さんにしないクリニックもまた、治療を丁寧にしてくれるというイメージがありません。
優良で治療も丁寧なクリニックは、カウンセリングもまた丁寧に患者さんが理解するまで説明をしてくれます。
カウンセリング時にデメリットを伝えない
カウンセリングは無料であるところも美容外科の場合は多いため、すぐに契約をさせ治療を実施したいという医師は、治療によるデメリットを説明してきません。
きちんとメリット・デメリット双方を説明したうえで、患者さんに納得してもらい治療に入ります。
また、場合によっては治療をあまり勧めない医師も優良クリニックには存在します。
この部分は、カウンセリング時にとても重要なためデメリットをきちんと聞くことを実践しましょう。
植皮治療ばかりを勧めてくる
植皮治療は、クリニックにもよりますが、最も費用が高い治療方法です。
確かに、治療する部位や、タトゥーの大きさによっては植皮治療が効果的なところもありますが、植皮治療というのは治療方法の中でも1番医師の技術が問われる大きな手術です。
医師としては切除治療や剥削治療とおなじくらいの難易度ですが、患者さんにとっては、植皮ですごく満足いったという意見を聞いたことがありません。
もし植皮治療を考えている方がいらっしゃいましたら、担当医師の腕をきちんと確認しておきましょう。
患者さん側の原因
なんとなくクリニックを選んだ
なんとなく家の近くに皮膚科、形成外科、美容外科があったから通院が楽かなということのみであせってすぐに治療をしてしまった場合、「あたり」のクリニックであればいいですが、「はずれ」だった場合とても後悔してしまいます。
色んなクリニックの医師の説明を聞いてみてから、どこに自分のタトゥーの治療を預けるかを決めることが大事です。
医師からあまり説明を聞かずに治療開始
医師がデメリット等を説明せずに、すぐに当日に治療をスタートするようにせまってきて、なんとなくOKしてしまった場合もまた、危険です。
体にメスを入れる治療の場合は、取り返しもつきませんし、傷跡というのは時間の経過とともに薄くはなりますが、完全になくなることはありません。
そのため、医師が治療開始をせまってきても、きちんともう少し検討しますという意思表示をしましょう。
色んなクリニックのカウンセリングを受け、その上でまた最初のクリニックへ戻って契約をしても、決して遅くはありませんし、優良なクリニックであれば快く治療を受け入れてもらえるでしょう。
成功するケース

クリニック側の原因
カウンセリングを担当した医師がタトゥー除去に関して詳しい
タトゥー除去に関して詳しく説明ができる医師は、やはり治療もとても上手な傾向があるようです。
タトゥー除去という施術が、美容医療の1カテゴリとして重きを置いており、片手間で治療をしないという医師の意思が垣間見れるクリニックは「あたり」の可能性が高いです。
医師が長時間カウンセリングをしてくれる
カウンセリングは無料のクリニックと、初診料として1000円ほどかかるクリニックと2種類ありますが、どっちにしてもクリニックからすると粗利が少ないのがカウンセリングという業務です。
しかし、だからといってテキトウに短時間で済ませたり、5分10分ほどで切り上げてしまう医師はあまり印象もよくありませんし、施術もきっと粗暴にしてしまう可能性が高いでしょう。
そのため丁寧にカウンセリングをしてくれ、説明も細かくしてくれるクリニックは信頼でき、施術も丁寧でしょう。
タトゥー除去の説明のカウンセリングの目安時間ですが、20分以上してくれるところが優良と判断できます。
5分10分では、どんなに早口で簡潔に説明することができる医師でも少なすぎますし、デメリットの部分まで丁寧に説明することは難しいです。
タトゥー除去の症例写真・実績が多い
やはり、症例写真が多いクリニックには、それなりの経験と腕がある医師が多いです。
症例写真とともに、その症例を担当した医師の名前も表記しているクリニックはとても優良である可能性が高いです。
ピコレーザーが導入されている
最新のピコレーザーを導入しているクリニックは、まだあまり多くありませんが、導入しているクリニックはタトゥー除去に対する意識が高いクリニックだといえるでしょう。
従来のレーザーよりも、カラー系に効果があったり、仕上がりが綺麗だったりというメリットがあります。
患者さん側の原因
何種類ものクリニックへカウンセリングに行っている
タトゥー除去は、緊急性を要する癌の手術などと違い、いつでも治療や手術をしても健康上は問題のないことが多い治療です。
そのため、カウンセリング時にすぐ治療を医師からせまられても、一度家へ持ち帰り、他のクリニックのカウンセリングや費用を吟味し、検討している人が多かったです。
1番すごいなと思った人で、8院のクリニックへ無料カウンセリングへ行き、その中でも1番印象がよく、医者の先生も信頼できると思ったので、決めました!という口コミもありました。
なお、その人は切除による治療を湘南美容外科クリニックの上野院で受けたようですが、結果に非常に満足いっているようです。
費用だけで選ばない
費用も大事な要素ですが、費用だけを判断基準にしてしまうのはとても危険です。
それよりも、症例の数であったり、どんな使用器機を導入しているかなどといったことのほうが満足いく結果を得たいのであれば重要かもしれません。