植皮治療の原理
簡単に説明すると、タトゥーが入っいる箇所の皮膚(植皮膚)を、インク部分まで皮膚を削り取ってから、タトゥーの入ってない太ももなどの皮膚(採皮膚)を一部切除して、植皮する方法です。

植皮治療の種類
全層植皮と、分層植皮の2パターンに分かれます。
■全層植皮とは■
ただし、広い面積が切除できない。
■分層植皮とは■
全層植皮が広い面積が切除できない分、分層植皮が一般的に植皮治療の際には用いられる。
分層植皮の中でも3パターンに手法が分かれている。
シート植皮:採取した皮膚をそのまま移植する方法
見た目でいえば、一番違和感の少ない仕上がりとなりますが、稀に移植皮膚の下に血が溜まってしまうことがあり、一部がダメになると移植皮膚全体が生着しないことも多いために、術後のしっかりとした安静が必要です。
多くの場合は、術後はギブスのようなもので固定をします。
関節だったり、動きの多い部位、また広い面積の植皮では避けたほうが無難だと思われます。
▼シート植皮を行った例
パッチ植皮:採取した皮膚を細かく切り分け、パッチワークのように移植する方法
それぞれが小さなシート植皮状態となり、1、2個のパッチが生着しなくても小さな皮膚欠損ですむために、全部がダメよりもリスクが低いでしょという考え方のものです。
ダメになった皮膚は、大きさによって、そのまま周囲から皮膚が自然再生するのを末こともあります、もちろん再手術をする場合もありますが。
シート植皮の高リスクを軽減するために用いられた手法ですが、以下のメッシュ植皮の法が安全性と成功率ともに高いため、メッシュ植皮術が可能な施設であれば、パッチ植皮が行われることが滅多にありません。
メッシュ植皮:採取した皮膚を「メッシャー」と呼ばれる特殊な機会にかけ、加工してから移植する方法
メッシュ加工された皮膚は自在に伸びるし、穴があいているので、移植皮膚の下に血が溜まってしまう状態になる心配はありません。
ただし、移植部位にしばらくメッシュ状の跡が残ることがあります。
時間とともに薄れていくのを待つしかありません。
▼メッシュ植皮を行った例
植皮治療の費用
部位や範囲の、またどこの皮膚を移植するかによって大きく費用が異なってきます。
広範囲にわたるタトゥーを除去しようとする場合であれば、数十万〜数百万円かかるケースもあります。
植皮治療のダウンタイム
移植した皮膚が定着してくるまでに、1週間〜1ヶ月程度はかかります。
除去したタトゥーが広範囲であればあるほど、ダウンタイムの長くなります。
この間に、患部への刺激だったり皮膚の生着を阻害するようなことが控えたほうがよろしいでしょう。

湘南美容外科クリニック |
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費用
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聖心美容外科は湘南美容外科やガーデンクリニックなどと比較すると少々高額です。 |

[…] どんな植皮治療があるかは、植皮治療に関する基礎知識で紹介しました。 ここでは、植皮治療が向いている人、向いていない人、また、そのメリットやデメリットについて解説していきます。 […]